人生100年時代~8020運動~ 当医院ができること
2024年07月14日
『8020運動』聞いたことがありますか?
当医院に通って頂いてる患者様は既にご存じの方は多いかと思います。
8020運動とは日本歯科医師会と厚生労働省が1989年(平成元年)より推進している運動で、
残存歯数が約20本あれば食品の咀嚼が容易であることから、日本人の平均寿命である80歳で20本の歯を残すことを目標にしているものです。
「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」
との願いを込めてこの運動が始まり、私達も来て下さる患者さんの歯と健康を守っていきたいと考えてるので、何度か耳にしている患者様が多いかと思います。
歯の痛みもないし、私は大丈夫と思っていませんか?
歯科医師会で面白いクイズがあったので、是非挑戦してみて再度自分は大丈夫か確認してみましょう。
どちらを選びますか?
歯肉炎は歯茎の炎症のみのことを指します。
歯周病は歯を支えている歯槽骨という土台になる部分が溶け始めている状態です。
30代のInstagram利用率56%に対して、歯周病にかかっている人はナント約70%です!。
歯周病は、自覚症状が少なく、知らず知らずのうちに進行してしまうことから、「サイレント・ディジーズ(沈黙の病気)」とも呼ばれています。
口臭やお口のネバつき、歯ぐきの変化など歯周病のサインに早めに気づくことが大事な為、定期的な歯科医院でのクリーニングや適切なホームケアを毎日続けることで歯周病の予防をしましょう!
次の問題です。
ヒントはお口の中は常に常在菌含め沢山の菌がいます。
歯垢は、生きた細菌の塊。
見た目は歯とほぼ同じ乳白色で水に溶けにくく、歯の表面に付着している為うがいをするだけでは取り除くことができません。
歯垢が多くなると増殖した歯周病菌が、歯ぐきの内部で炎症を引き起こします。
歯周病予防にはまず歯垢の除去が基本中の基本になりますのでしっかり意識してケアしましょう。
では定期的に通い、歯周病予防、適切なむし歯治療さえすれば、80歳で20本残るでしょうか?
正解はNOです。
歯を守る為には力(咬合)も関係してきます。
当医院では、お口の状態を3D化し、どのように咬み合わせているか確認できる機械があります。
この検査は無料でできますが少し診療時間がかかる為、現在私達からリスクが高いと思われる方からお声をかけさせて頂いてます。
ご自身の嚙み合わせ、3D画像に興味ある方は是非お近くのスタッフにお声掛けください。